自己啓発本、読んで満足してない?「積読」をあなたの「成功」に変える方法
コンサルタントの竹中です。
書店に行くと、ビジネス書コーナーや自己啓発コーナーにはたくさんの本が並んでいますよね。多くの人がこれらの本を手に取るのは、「もっと成功したい」「豊かな人生を送りたい」「今の自分を変えて、もっと成長したい」という願いがあるからではないでしょうか。私も含め、誰もがより良くなりたい、という想いを持って、これらの自己啓発本を手に取ったり、セミナーに参加したりしているはずです。
でも、そこで少し考えてみてください。自己啓発本を熱心に読んでいる人の中で、実際に目に見える形で成功を手にしている人、目標達成を実現している人は、どれくらいいるでしょうか?
私の経験上、残念ながら、それはほんの一握りだと感じています。多くの人が「良いこと書いてあったな」で終わってしまったり、「積読」になってしまったり…。なぜ、せっかく自己啓発本を読んでも、多くの人が思い描いたような変化や成功を手にできないのでしょうか?
「へぇ〜」で終わる人、「そうそう!」となる人
私が思うに、自己啓発本から成功へのヒントを掴めるかどうかは、その本を読んだ時の「反応の仕方」にヒントがあると考えています。
本を読んで「へぇ〜、なるほどね!」と思うタイプの人。このタイプの人は、新しい知識を得ることに喜びを感じ、その内容をよく理解しようとします。しかし、書かれていることを「新しい情報」として受け止めるだけで、それを自分の日々の行動や習慣に落とし込むところまで至らないことが多い。あるいは、一度試してみても、すぐに結果が出ないと諦めてしまい、また次の新しい自己啓発本を探し求めてしまう。そして、思い通りにいかない現実を、本や環境のせいにしてしまう傾向も見られます。
一方で、本を読んで「そうそう!やっぱりそうだよね!」と感じるタイプの人。このタイプの人は、本に書かれていることが、既に自分が日頃から考えていたり、実践しようとしていたりすることと一致していると感じます。つまり、成功者が持つ思考法やマインドセットが、自分の中にもある程度根付いている状態なのです。本の内容が自分の考えを裏付けてくれるので、それが自信となり、「この方向で合っているんだ!」という確信を持って行動できるようになります。結果として、自然と成功の確率を高めていくことができるのです。
知識は「得る」だけでなく「使う」が100倍大事
この二つのタイプの違いは、結局のところ、知識を「得る」ことと「使う」ことのどちらに重点を置いているか、という点にあります。
自己啓発本の多くに書かれている成功への要点は、実は突き詰めていくと似通っていることがほとんどです。成功者たちが共通して持っているマインドセットや、目標に向かって行動し続けることの重要性、習慣の力などが繰り返し語られています。
自己啓発本を読んで「良いこと知ったな」と満足したり、同じような考えを持つ仲間と「そうだよね!」と共感し合うだけでは、残念ながら現実は変わりません。本当に自己成長を実現し、目標達成するためには、本から得た学びを、あなたの日々の生活や仕事の中で「実践」し、「行動」に移すことが何よりも重要です。
頭で理解しているだけでは、何も生み出しません。知識は、実際に使ってみて初めて、あなたの血となり肉となり、スキルや経験として蓄積されていきます。
最後に:「読む」から「行動」へ。あなたの可能性を解き放つ
自己啓発本を読むこと自体は、素晴らしい学びの機会です。しかし、それをあなたの成功やキャリアアップに繋げるためには、「読んだら終わり」ではなく、「読んだことをどう実践するか」に意識を向ける必要があります。
あなたがもし今、「色々な自己啓発本を読んでいるけれど、なかなか現実が変わらない…」と感じているとしたら、一度立ち止まって、これまでの学びを日々の行動にどう落とし込めるか、具体的に考えてみてください。小さな一歩でも良いのです。行動を起こすことで、必ず何かが変わります。
「自己啓発本はたくさん読んだけど、いざ自分のキャリアでどう実践すればいいか分からない」「目標達成に向けて、具体的に何をすれば良いかアドバイスが欲しい」といったお悩みがあれば、私たちキャリアコンサルタントにご相談ください。あなたの学びを行動に繋げ、あなたの可能性を最大限に引き出すための具体的なステップを、一緒に見つけていきましょう。
自己成長やキャリアに関するお悩みについて話を聞いてみたいと思われた方は、ぜひお気軽に弊社のホームページよりご連絡をお待ちしております。あなたの「読む」を「行動」に変えるお手伝いをさせていただきます。